2010年1月24日日曜日

子どもたちからの手紙

子どもたちからの手紙

 語り部をしたN小学校学校6年生からお礼状が届きました。
子どもたちに励まされ、「語り伝えること」の大切さを感じています。

幾つかを紹介します。
なお、話は30分です。

○ とても悲しい話だったけれど戦争のことがよく分かりました。
 シベリアのこと。-30度の寒さと食料の少なさ、それに仕事のつらさ、すごく大変だし、つらかっただろうと思いました。……戦争をしても生きてこられた命。いつまでもその命を大切に長生きをして下さい。

○ 私は、猪熊さんの話してくれている間、家族を思いながら死んでいった戦友の悲しみなどが目の前に見えたりしました。自分も悲しくなりました。

 正直、こんなにつらいとは思いませんでした。私のおじいちゃんも戦争に行っています。猪熊さんの話を聞いて、おじいちゃんにも、少し聞いてみようかなと思いました。

 (私は、こういう戦争とかの話はきらいなので、耳をかたむけた事がなかったので…)私たちは、こんな平和な世の中に生きているからこそ、この現実を知らなければいけないのだと思います。

○ 戦争は改めてだめだと思いました。
戦争は人と人とが武器をもってころしあい人を傷つけるからだめだと思いました。 これからは戦争がない世界にしたいと思いました。


○ 猪熊さんが戦争の話をしてくれてぼくは本当に良かったです。猪熊さんはすごく寒い所で働かされていたのですごくかわいそうだなあと思いました。食べ物は少ししかないので、すごくおなかが空いたと思います。今だったら、たぶんみんな死んでいるのではと思いました。ぼくは、戦争があるじたい、おかしいなあと
思いました。

○ 私は、昔の人は、今みたいに平和ではなく、とてもつらかっただろうと思いました。猪熊さんの話を聞きながら、私は、戦争の時代に生まれなくてよかったと思いました。

○ ぼくは戦争のことはあまり知らなかったけど猪熊さんの話を聞き平和のありがたみを改めて知りました。

○ ぼくは、戦争の話を聞いておどろきました。20歳を過ぎたら強制的にせんそうにいかせられることです。でも今戦争が起きたら大変だと思いました。

○ 戦争のことを教えて下さってすごくうれしかったです。思い出すのもつらいと思います。だけど話してくれたので戦争の時のつらさが、すごく身にしみました。これからもたくさんの人に戦争はむごいものなんだと教えて下さい。

 
○ 私は、戦争を体験した方から直にお話を聞いたのは初めてだったので、戦争の本当の辛さを知りました。
 家に帰って、家族にも、伝えました。「大変だったろうね…」と、皆、言っていました。これからも、ずっと長生きして、戦争のお話をつたえていってください。

○ 戦争の話を聞いてびっくりしました。
  私は改めて「もうこんな悲しいことは起こってもやりたくない。」と思いました。  

○ 猪熊さんは戦争から帰えってきて、すごいなと最初思いました。でもだんだん話を聞いてるうちに戦友の死やお父さんとのわかれがあって戦争はただの人殺しだったとぼくも気づきました。

○ 私は話を聞いて、戦争に行かれた人も、戦争に負けずに戦っていた人も、とても辛く痛い思いをして、心に残る事があったとよくわかりました。この話をするのは、とても楽ではないののに思ったこと、体験したことなどを話してくれて有難うございます。

 話してもらったことは親にも伝えましたが、みんなのためにも、これからも、この事をを伝えます。

○ 私は生で、戦争を体験した人の話は初めてでした。凍傷となった足の指を切ったり木を削ってスプーンなどを作って休まず働いて、わずかな」食料で生き最後は日本に帰っても猪熊さんのお父さんにも会えないなんて、私は話を聞いてて、辛かったです。

 言っちゃあダメかもしれませんが、戦争は、ただ、何かを失うだけの殺し合いだと思います。
 だからもっと長生きをして、私たちだけでなく、ほかの人にも、教えて下さい。

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